
個人事業主という働き方は大変なのでしょうか?個人事業主と会社員を比べてみると働き方の違いがあると思いますが、今回は個人事業主として働く大変さについてご説明します。
個人事業主といってもさまざま
個人事業主といっても、職業はさまざまです。その職種によってももちろん大変である部分がかなり変わってきます。しかし、個人事業主の大変さには共通する3つの苦労があります。その個人事業主の3つの苦労のひとつめとして、自分で管理しなければいけない範囲が広がるということです。会社に所属していた場合、様々な部署があり、お金を管理する部署、営業にでる部署、資料をまとめる部署といった役割分担がしっかりされていたはずです。しかし、個人事業主になった場合、もちろん外部に任せたり雇ったりとできますが、あきらかに今までの仕事の範囲よりも広く自分でこなしていかなければいけなくなってきます。請求書発行もそうですし、実際の営業も行わなければいけないので、大変です。ふたつめは責任は自分にふりかかるということです。会社に所属していれば、自分のミスも誰かがカバー、会社が責任をもってくれます。しかし個人事業主の場合そうはいっていられないので、責任ある仕事を行わなければなりません。3つめの苦労は人脈を増やし、常にアンテナを貼らなければなりません。というのも、会社員の場合しっかり、いままで週に2日は土日に休めていても、個人事業主になれば、なかなか休みというものがなくなってしまいます。常に仕事のアンテナははっているような状態なので会社員とは感覚が変わってくるかと思います。
会社員と個人事業主はまるで違う
会社員として仕事ができていたから個人事業主としてもいけるだろうと思っている方は注意が必要かもしれません。逆に会社員として働いていて力が発揮できなかった人が個人ではじめて驚くほど能力を発揮する人もいるので、タイミングが合えば個人事業主としての働き方を選らんでみてもいいのではないでしょうか。
最後に
個人事業主になるか、独立するかどうかをずっと悩んでおり、長年何もできない状態がつづいている場合は一歩踏み出してみるというのもいいかもしれません。事前に調べておくべきことはそれぞれ仕事によっても変わってくると思うので、必要となる書類関係や、独立後のことはイメージなどしっかりもっておくようにするといいでしょう。いま、独立を目指している方々が成功することを祈っています。